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2009-02-06

案3草稿その2(プロローグ2

「今日の天気のコーナーです。昼からは太陽が出て暖かい一日になるでしょう。外出される方は日傘を忘れないよう―――」
 消し忘れていたニュースを眺めていた。
 今日も晴れるらしいが、外に出ない俺には関係のない話だ。
 大多数の日本人にとっても同じだろう。
 
 人が外に出て働く時代が終わったのは十年ほど前の話だ。
 ほぼ全ての仕事が在宅でできるようになってしまったのだ。
 人と人が直に接する機会が極端に減ったので、殺人や強盗などの凶悪犯罪は激減した。
 体の不自由な人やお年寄りたちも、普通の人たちと同じ暮らしができるようになった。
 人々は喜んでその暮らしを受け入れた。
 そんな先進国日本を他の国家も羨んだ。
 
 ただ、その暮らしには欠点があった。
 科学の進歩により生まれた有能なロボットたちが、人間の仕事を奪いつくしたのだ。
 あらゆる分野においてロボットたちは優秀過ぎた。
 結果、日本人の八割は職を失った。
 政府はそれを救済するために誰でも在宅でできる簡単なルーチンワークを国民に押し付け、それをこなしている限りは生活を保障するという制度を設けた。
 
 つまりこの制度のおかげで、男の一人暮らしという我が家にも家事ロボットがいるわけである。
 支給される物品はある程度の我侭を聞いて貰える。
 おかげさまで家事ロボットは可愛らしい少女の姿をしていて、目の保養としての機能まで果たしている。
 さすがMAID IN JAPANというべきだろう。
 近年では少女の姿をしたロボットに恋をした、という話もよく聞くようになった。
 そして――その頃から、自殺者の数は跳ね上がっていった。

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東方関係なさすぎてびっくりしちゃったよ
ちょっと未来行ってくる

完全オリジナルだぜ!
もしかしたら幻想卿の外の世界かもしれない程度!

まあダラダラやっていくから適当に見守っていてくれ

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